谷多気功の日々雑感

張式気功(高級気功師)が、日々思ったことを書き連ねるブログ

病の縁起

おにぎりは無限

今日は「縁起」について書きたいと思います。

「縁起が良い」「縁起が悪い」ともに日常用語としてよく使われるワードですが、元々これらは仏教用語です。

「縁起」は釈迦が発見した概念で、「全ての事物は他の何かとの関係性によって成り立っている」という事を明確に言い得ており、宇宙の仕組みを科学技術など一切使わずに解き明かした凄さには、ただただ驚きです。

実際に身近にあるものを観察してみると、そのどれもが「縁起」によって存在していることが分かると思います。

例えばおにぎり

まずお米は必需品ですが、それに海苔と塩。あとは梅干しなどのおかずが付きます。

これらの物が組み合わさり、お互いの関連性によって「おにぎり」という概念が成り立っているのですが、さらに元を辿ると「お米」であれば農家、種子、肥料、鍬などの農機具、益虫、水、天候など。挙げればまだあるでしょうが、思いつく限りこの位でしょうか。

さらにそこから関連性を深掘りすると、「農家」であればお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、親戚、子供たちなど。考え始めるとキリがありません。

このように、おにぎりひとつ取っても数え切れないほどの「縁起」があり、一つ一つの関連性を紐解いていくというのは一種のロマンですし、無限を実感できる方法の一つでもあります。

情報にも縁起が

「おにぎり」のような物体でなくとも、縁起は存在します。

感情等であれば、「嬉しい」といったものです。

理由なしに「嬉しい」という事は滅多には起こりません。(もしあるとるならば、大変幸せな人と言えます)

嬉しくなった背景を考えると、例えば「昇給した」「テストで100点とった」「告白成功!」などの、過去に起こった出来事が背景において関連しているはずです。

「悲しい」であれば、「転校することが決まった」「財布を落とした」「フラれた」といったものでしょうか。

感情にも縁起がありますし、全ての事物は縁起によって起こるのですから、当然「病」にも縁起が存在するという事になります。

「胃痛」であれば、食べ過ぎ、飲み過ぎ、睡眠不足、物理的ダメージ等ですね。

ここで止まらずに縁起を突き詰めると、「食べ過ぎ」であれば、人間関係のトラブル、食欲の秋、臨時収入が入って懐が温かいなどかもしれません。

施術において病の縁起を考察するということは、絶対に必要です。

絶大なサポート力

胃痛であれば、単に痛みだけにコミットするのと、人間関係のトラブルにまでコミットするのでは、どうしても両者の結果は異なります。

縁起の浅い部分で行う施術でも効果は上がりますが、深い部分にまで入り込む場合においては、施術者のみならず被験者自身も本質的な原因を意識し始めますから、当然のことながらその効果が高い場合が多いです。

そもそも、病というものは患者自身の治癒力が最も重要で、他者がアレコレする様なものではありません。気功というのは明らかな「サポート」であり、気功師が癒しているのではなく、被検者自身が癒しているという認識はお互いが持っているべきでしょう。

とはいっても、張式は秘伝功ですから、そのサポート力というのが絶大なことは間違いありません。唯一無二だと思います。

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皆様に、幸せな縁起が訪れますように!

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