気功師は高健康、気功は現代社会で必須
気功師自身の健康は看板
気功師の体調というのは、良くて当たり前です。もし体調の悪い気功師の方がいるのだとしたら、外気功の方法が間違っているのか、そもそも養生功を真面目にやっていないのかのどちらかだと思います。
気功師を生業とする上での看板は、まずは自分自身。体調不良でげっそりした医者というのは、まずそれだけで信用に置けません。「医者の不養生」ではクライアントとしても依頼したくないでしょう。
僕自身は気功師になってから一度も体調を壊した事がありませんから、それだけ養生功が功を奏しておりますし、外気功の方も間違いなく上手くいっているという事だと思います。
自分自身が治す側にいるので、ちょっとでも違和感を感じたら自己治療をします。もちろん「未病」の時点でです。発病したら負け位に思っていますし、看板は自分自身という戒めもありますので、結果的に上手くいっている例であると思います。
健康は手段
ただし体調管理自体が目的になってしまっては意味がありません。そして面白くないはずです。目的は「何かをやりたい」から、それを達成する為の高健康を維持するというスタンスが良いかと思います。
日々の体調維持を第一目標に据えてしまうと、逆にストレスによって心身に良い影響は与えません。
高健康は単なる手段の一つであり、目的として据えるべきは仕事やレジャーなど、自分のやりたい事を設置すべきです。
話は飛びますが、マネーの問題も上記と同じく、マネー自体が目的になっては貯めようとするモチベーションも上がりませんし、実際貯まるスピードも上がらないかもしれません。
目的と手段の区分けや設置方法は、確実にしておくと良いと思います。
現代社会では気功は必須
現代社会において多発する病気は、昔の物とは種類が全く異なります。
感染症の大部分は克服出来るようになっていますので、今多いのはやはり成人病でしょう。
添加物が沢山含まれている食品を口に入れたり、運動不足、ストレス社会という環境下で、成人病というのは起こるべくして起こっているのであって、避けるのは難しいと思われます。
ただ添加物を全否定するわけではありません。添加物が無ければ、食事の楽しみが激減するという事実があります。
日本各地に限らず、距離の離れた世界の食品が意図も簡単に食べられるのは、保存の技術=添加物のおかげであり、それを全部否定するのならば、食の楽しみが無くなってしまうでしょう。
地産地消が良いというのは言うまでもありませんが、「楽しみ」という観点があっても良いのかもしれません。
ストレス社会を無くすのであれば、自給自足で生活していく方法もあります。実際にそういったスタンスでやっておられる方もいらっしゃいますが、現実問題として全員がこの方法を取るのも無理でしょう。
つまり、現代病の原因は取り去ることが出来ないということです。
そこで必要になってくるのは、それら身体に不都合な原因を上回る自分を作るための免疫力の強化、つまり「気功」なのです。
心身共に、気功が必要になるというのが現代社会であります。