エネルギーをどこから取り入れるか
阿字観 実修
本日高野山東京別院の阿字観実修と茶話会に行ってきました。
高野山東京別院といえば、空海が開祖である真言宗です。つまり密教です。
密教には病気を治す目的で行われる
気功施術には秘伝の気を使うこと
ヒーリングの一番のコツは確信です。絶対治る!という確信が一つのエネルギーになるのですが、そのバックボーンに宗教があると強いようですね。
ちなみに張式気功の源流は「道教」で、星信仰です。北斗七星から無限のエネルギーをもらっている為、自分の気を使わずに済むと言われています。
自分の気(先天の気、後天の気)を使ってしまう気功師は早死してしまいますが、張式は自分以外の気(秘伝の気)を使っていますので、自分の気が減らないばかりか、自分もどんどん健康になっていきます。
ですから、気功施術をする上できちんとした修行を経てからでないと、自分の気が減ってしまい大変危険ですので、遊び半分に他人へ気を送るべきではありません。
もちろん自分自身に対しては何も問題ありませんので、練習という意味合いではどんどんやるべきです。
(ちなみに僕個人の宗教は道教でも真言宗でもなく、実家が浄土真宗ではありますが、どちらかといえば無宗教です)
気功師はエネルギーであふれていなければならない
上記の通り、張式気功はクライアントと自分、共に健康になるのが素晴らしい点ですが、じゃあ密教の加持祈祷はどうなのかは、本質的なことは実際修行をしてみないと分かりませんが、システムは一緒なのではないでしょうか?
そしてエネルギーの源泉はたぶん大日如来(つまり宇宙)で、自分と仏が一体化することを目指しているようです。(違っていたらすみません)
もし自分の気を使ってしまっているのならば現在進行系でお坊さんがどんどん死んでいることになりますから、何かしら外部よりエネルギーを取り入れているのかもしれません。
そうであるからこそお坊さんはみんな肌の色ツヤがよく、健康なのだと思います。もちろん普段の修行の賜物なことは間違いないと思いますが、密教であればそういった事にも関連性が考えられます。
このように気功であれ密教であれ、ヨボヨボした人がヒーラーであればそれは多分ヒーリング効果が薄いと思いますし、クライアントとしても依頼したいとは思わないでしょう。
ですから気功師は常に健康でなければなりません。人に与える為にも、自分の中から気やエネルギーがあふれていなければならないのです。
密教の本質、それは顕教ではなく文字通り「密教」なのですからそう簡単に知ることは出来ないとは思いますが、やはり気功師としてはより多くの方の利益に貢献したいところでありますし、チャンスがあれば是非修行してみたいです。